シルバー作業員さんにインタビュー!

こんにちは!Agrinosの中野です。
8月に入りようやく梅雨が明けたと思ったら、もう9月。一か月経つのは早いですね。
残暑が厳しいこの頃ですが、皆様体調に気を付けてお過ごしくださいませ。
先日、地域のシルバー作業員の皆様に農地の草刈り作業をしていただきました。
今回はそんな「シルバー作業員」についてお話させていただきます。

■シルバー作業員について

川根本町の農地では地域のシルバー作業員の皆様に、苗木の植樹から草刈り、肥料散布、剪定などの手入れに至るまで様々な農作業を行っていただいております。
作業員の皆様は豊富な知識・経験を持っていらっしゃる方ばかりです。自然相手の仕事ですので一筋縄ではいかないこともあり、難しく感じることも多々ありますが、優しく(時に厳しく!)丁寧に農作業のやり方や知識を教えていただき、私も日々勉強させていただいております。今回は、シルバー作業員のIさんへインタビューをさせていただきました!

(写真:作業員Iさん)

■シルバー作業員、Iさんへ3つのご質問

①昔から農業をされていたのですか?
私は公務員として働きながら、ずっとお茶農家をやってきました。他の仲間は、会社に勤めながら農業をしていたり、または林業をやってきていたりと、経験豊富なメンバーばかりです。

②シルバー作業員の仕事のやりがいは何ですか?
(1) 柚子など苗木の成長過程が見られることです。
柚子の木が成長している姿を見る度に嬉しく感じます。植樹から作業に関わり、草を刈ったり肥料を撒いたりと一連の世話をしてきたこともあり、柚子の苗木をまるで我が子のように思い大切に育てています。
(2) 奥泉地区(川根本町オフィスのある地区)に新しい風を感じられることです。
地区内に多く存在している耕作放棄地の一部がArinosの参入によって整備され、柚子農地として綺麗に生まれ変わりました。長年過ごしてきた奥泉地区での新たな活動にワクワクとした気持ちを感じています。柚子が収穫出来るまであと3~4年かかりますが、一面黄色に染まった柚子農地が見られることを今から楽しみにしています。

③Arinosに期待することは何ですか?
この事業を成功させ、川根本町をゆずの町として全国に広めていって欲しいです。川根本町での取り組みが全国的に知られて、町や農業に興味を持ってくださる方が増えて欲しいと願っています。私たちの暮らす奥泉地区だけでなく川根本町全体が農業の後継者不足や耕作放棄地の増加といった課題に直面しています。私たちシルバー作業員はArinos社員と同じ「川根本町を安心して暮らせる持続可能な町にする」という志を持って一緒に歩んでいます。

■奥泉地区から川根本町全体へ

シルバー作業員の皆様をはじめ、地域住民の皆様にはいつも私たちの活動を見守っていただいています。農作業についてのアドバイスをいただくだけでなく、温かい声をかけていただいたり、オフィスまで差し入れを持ってきていただいたり、、、とても嬉しく、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。
いつも応援して支えてくださる地域住民の皆様へ絶対に恩返しがしたいと、より一層この活動にかける思いが強くなっています。


川根本町に存在する耕作放棄地は約80ヘクタール。年々増加し続けています。5年後には耕作放棄地を活用した農地を20ヘクタールにまで拡大させることを目標に(現在3ヘクタール)、奥泉地区から始まった私たちの活動を町全体に広げていき、いつの日か川根本町の抱える課題を解決に導いていきたいと思っています。町の課題解決という大きな目標に向かって、小さなことからコツコツと努力を重ねていきます!

■本件に関するお問い合わせ先
企業名 :株式会社Agrinos
担当者名 :中野 菜穂

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