皆さん、こんにちは。 新しく栽培を開始したライムについて少しお話をさせてください。
テスト栽培
川根本町にはお茶につぐ第二の特産品として柚子がありますが、 第三、第四の柱となる物はありません。なので2年目の今年は当初の計画通り新たな作物にも挑戦していきます。今回はその第一弾としてライム、じゃばら、かぼす、レモンをテスト栽培します。
ライムに着目した理由
まず新たにテストする作物に関しては、柚子同様に柑橘系としました。本来であれば柚子と収穫タイミングをずらす必要があると思いますが、
・比較的、他の作物より栽培が容易
・加工品に応用が利く
という観点から柑橘類を栽培することを選択しました。そして作物選びですが、収穫量や生産されている土地の気候(川根本町との比較)など、様々な観点から調査致しました。 何か良い作物ないかなぁ~と収穫量を調べられるサイトで色々見ていると、 おかしな円グラフに遭遇。(なんで円グラフが単色なんだ?)
なんと国内のライムは愛媛県のみで栽培されていました。 しかも生産量は約5トン、柚子の木にすると200本いかないぐらい。 「あれ、これ沢山栽培したらすぐ日本一になるじゃん!」と栽培を決意。 日本一への挑戦が開始しました!
ライムの栽培開始
地域住民さんのご協力の元、4月8日にライム植えました! 一気に250本!もし1本あたりの収穫量が柚子と変わらないのであれば日本一に。 ただし収穫量のデータは5年更新なので2020年はどうなっているか(現在のデータは2015年) またライムは寒さに弱いので川根の日中と夜の寒暖差、越冬ができるか、課題はありますが、寒さから守る対策をしっかりし、見守っていきたいと思います。
将来、日本で飲まれるジントニックのライムの大半が川根本町産になる事を願って。
■本件に関するお問い合わせ先
企業名 :株式会社Agrinos
担当者名 :中野 菜穂